※本ページはプロモーション広告が含まれています※
今回はコロナ禍出産となった次男出産レポ!
次男の出産は、予定日超過で誘発分娩となり、促進剤が2日間効かず結局は人工破膜…という盛りだくさんの内容だったんです…
筆者は2人の男の子のママです。
出産時は、長男が予定日より8日間遅れ、次男が10日間遅れ…ということで
2人とも出産予定日をかなり超過して生まれてきました。
長男は誘発分娩の相談をしようとしていた矢先に陣痛が起こり、自然分娩となりましたが
次男のときは軽度の妊娠高血圧症候群の兆候があったため、予定日を7日超えた時点で誘発分娩の予定を組まれてしまいました。
今回の記事では、その記憶が新しいうちに誘発分娩の流れやその中で処置をされた人工破膜についてなどの体験談をレポートしたいと思います。
(とは言いつつ、これを書いている時点で出産から1年以上経過しているので、微妙な記憶違いがあったらごめんなさい…!)
次男妊娠については、妊活体験談もまとめています↓
妊娠・出産は奇跡の連続!
★あわせて読みたい→【妊活体験談】流産後の不安…次の妊娠時期や確率は実際どうなの?排卵検査薬も活用!
誘発分娩が決定するまでの流れ
誘発分娩が決定したのは出産予定日を7日経過した時点での妊婦健診でした。
産院の先生は、どちらかというと自然分娩をゆったり待つタイプ。
1人目のお子さん、予定日より遅れたんだっけ?
あ、じゃあ2人目も遅れるかもね。私の経験上そういう人が多いんですよ。
長男のときに8日間遅れているというのもあり、先生には今回も遅れるだろうと予想されていたのですがその通りになりました。
しかし、今回はあまりゆっくり構えてられない状況に…
というのも、私は軽度の妊娠高血圧症候群に差し掛かっていたのです。
- 浮腫+(妊娠後期からずっとひどかった)
- 血圧上昇(大体130/75くらい…元々は上が100無いくらいの低血圧)
- 尿たんぱく++
でも、この時点で子宮口は3~4センチ開いており、内診で刺激(内診ぐりぐりってやつ)されたのもあり
自然に陣痛や破水があるか微妙なところだったようです。
ひとまず誘発分娩は決定。
尿たんぱくの詳しい数値を確認してから入院日を決めます。
即入院になって誘発分娩になる可能性もあるので、準備はしておいてね。
というわけで健診からはいったん帰宅。
翌日に産院から電話があり、血圧と尿たんぱくの数値的に即入院は免れました。
そして電話があった次の日に、誘発分娩のための入院の指示が出ました。
いつ陣痛が起こってもおかしくない状況だったので、長男と2人きりのときは特にドキドキでした!
★あわせて読みたい→【保育園のお昼寝布団】バッグのみ探してるならリュック型が断然おすすめ!兄弟姉妹2人分の布団も1つにまとまる!
誘発分娩のため入院【1日目】
入院当日の流れ
いよいよ入院日。
私の場合は子宮口がある程度開いていたためか、誘発分娩当日朝からの入院となりました。
子宮口の開き具合によっては、前日から入院して前処置をする場合もあるようです。
当日は、産院が開く30分前に来院の約束でした。
コロナ禍のため立ち合い分娩も入院中のお見舞いも禁止。
家族ともしばらく会えないので、長男も同乗し夫に車で送ってもらいました。
1週間以上もママに会えないということを分かっているのかいないのかは不明でしたが、頑張ってね!と思ったよりあっさりとした別れでしたw
駐車場でお別れし、いざ1人出陣です!
産院に到着後のスケジュールはこんな感じでした↓
- 病室に案内され出産着に着替え
- 陣痛促進剤投与の同意書など書類の記入・バースプランの確認・各種説明
- 点滴のルート確保・赤ちゃんの心拍モニター(NST)取り付け
- 先生による診察(エコー・子宮口の開き具合を確認)
- 陣痛促進剤投与開始
この時の診察の時点で子宮口は6センチ開いていました。
子宮口がさらに開いてますね。
経産婦さんだし、お昼くらいには生まれちゃうかもね~(笑)
※この時点で午前9時前くらい
先生にこんな感じで言われていたので、この時はこの出産が長丁場になるとは思ってもみませんでした…
コロナ対策でずーっとマスクをしているので、促進剤が効いてきて陣痛が始まったらどうなるのか不安に。でも、できるだけマスクは付けていてくださいと言われました…泣
陣痛促進剤投与開始!
私の場合はオキシトシンという陣痛促進剤を使用しました。
それを12ml/hから投与開始。
担当の助産師さんが、NSTや私の様子を慎重に確認しながら約1時間毎にさらに12ml/h…という感じで徐々に量を増やされました。
「陣痛促進剤を使うと急に痛みが進む」という噂に怯えていた私でしたが
私の場合はそんなこともなく、痛みの感覚はこんな感じでした↓
- 10時前…促進剤投与開始から1時間くらい経ってから、約15分間隔で軽い生理痛くらいの痛み
- 12時前後…7~8分間隔でNSTの、お腹の張りの数値が50~60くらいの重い生理痛くらいの痛み~陣痛の痛みレベルへ。いい感じですね!と言われるが時間の間隔と陣痛の度合いが一定にならない
- 14時前後…3~4分間隔、お腹の張り加減がさらに強くなる。90を差すこともあったくらい、本格的な陣痛の痛みに。でも間隔が10分以上開くことがあったりと、なかなか本陣痛に繋がらない
昼食・おやつが出たときも陣痛中でしたが、食べられないくらいの痛みではなく、完食することができるほどでした。
14時以降は結構辛かったですが、息をふ~っと吐くことと、子宮口全開の最後の強い陣痛はこんなもんじゃない!という経産婦の余裕(?)でやり過ごせてしまい…
陣痛が進まず1日目終了…
なかなか一定にならない間隔と陣痛の痛みに疲れてきた夕方頃、1日に投与できる陣痛促進剤の量を入れ切ってしまいました。
先生に確認し、その日は促進剤の投与はそれ以上せずに翌日に改めることに。
お昼くらいには生まれるかも~なんて言われていたくらいなので、私はもちろんラインで連絡し合っていた夫も拍子抜け…
誘発分娩は翌日に持ち越しとなりました。
陣痛促進剤はいったん入れるのを止めるけど、これが刺激になって夜に自発で陣痛が始まる場合もよくあるから、休めるときに休んでくださいね。
助産師さんにこう言われたものの…
促進剤の投与が終わって1時間程経過すると、痛みはすっかり無くなり陣痛が遠のいてしまいました。
- 陣痛促進剤による陣痛は、本陣痛前であれば経産婦なら「まだまだ!」と思えるレベル
- 初産婦さんだとちょっと辛い痛みかも…(落ち着いてひたすら息を吐くのが一番!)
- トイレに行くときにNSTモニターと点滴が邪魔で大変だった
- 経産婦だからか分からないけど、陣痛よりもNSTモニターに表示される赤ちゃんの心拍の方が心配だった
- コロナ禍で立ち合いができず1人だったけど、促進剤の管理で助産師さんがしょっちゅう来てくれたので心強かった
コロナ禍出産は助産師さんが付きっ切りというわけじゃないので、「1人でいきみ逃し」の方法も用意しておいた方が良いと思います!
私はひたすら呼吸に意識を集中させていました。
★あわせて読みたい→【妊活体験談】流産後の不安…次の妊娠時期や確率は実際どうなの?排卵検査薬も活用!
誘発分娩のため入院【2日目】
慣れない環境の中、刺しっぱなしの点滴の針が気になってよく眠れないまま2日目に突入です!
(寝ておけばよかった…と激しく後悔w)
朝食後に促進剤投与開始
朝食を食べ終えた朝8時半くらいから、血圧測定やNSTモニターの装着をされて
1日目と同じように促進剤の点滴が始まりました。
痛みの間隔や程度は1日目と同じように進んでいきましたが、相変わらず本陣痛には繋がらずに時間は過ぎていきました。
お昼前には地味にしんどい陣痛が5分おきくらいに起こり、フーフー息を吐きながら必死にこらえていました。
しかし昼食も、食べられるくらいの痛みの度合いだったので休み休み完食w(たぶん初産だったら無理だったレベル)
おーい!そろそろ出てこーい!とお腹に話しかけ、
助産師さんにたくさん動いてと言われたので部屋をグルグル歩き回り…(コロナ感染対策のため部屋の外には出ないでと言われた)
それでも次男は私のお腹にまだ居たかったようで、胎動は元気にあるもののさっぱり出てきませんでした。
午後15時の診察…突然の人口破膜
促進剤の量もどんどん減っていき、不安はピークに。
「陣痛促進剤 経産婦 効かない」とか「陣痛促進剤 3日目」とかスマホで検索し始めた午後15時。
みつママさ~ん、先生が診察したいと仰ってるので、一緒に処置室に行きましょう!
とうとうしびれを切らした先生の診察になりました。
うーーーん、経産婦さんで、子宮口も8センチくらい開いてるんだけど本陣痛が来ないとは…
なかなかのんびりやさんの赤ちゃんだね~
…じゃあちょっとへその緒の位置確認するね。
(助産師さんに向かって)鉗子取って。
みつママさん、ちょっと引っ張りますねー
内診台からちらりと見えたのは、長いハサミのような鉗子とやら。
鉗子???ひっぱる?なにを?そんな疑問が頭に浮かんでいる中、ちょっとズキンと痛んだ後に
パチン!じわ~
弾ける感覚と生暖かい感じ…破水したというのが分かりました。
はいっ!これで生まれるはず!頑張ってね~
と言い残し、先生はさーっと退室してしまいました。
その途端、急に陣痛が強くなり、1人では歩けないほどの痛みが!
こ、これもう生まれそうな陣痛…!
先生は今何をしたんですか~!?
人工破膜したんだね。
促進剤打ってるし、破水させると本陣痛に繋がりやすいから。
さ、必要な物取りにお部屋行って、分娩室入っちゃいましょう!
経産婦さんだから、急がないと生まれちゃう!と急に焦り始める助産師さんを見て、こちらもプチパニックに。
内診のとき、赤ちゃんを包んでいる卵膜を破って、人為的に破水を起こさせる処置を「人工破膜」といいます。破水をすると、子宮の内容量が減ることが刺激になり、お産が進む場合があります。子宮口が開いてきて、陣痛も来ているのにお産の進行があまりよくないときに行われます。
出典:たまひよ用語辞典
そう、先生はなかなか私のお産が進まないため「人工破膜」に踏み切ったようです。
卵膜を引っ張られた?ときにちょっとだけズキンと痛みましたが、卵膜を破る痛み自体は全くありませんでした。
あれよあれよと2~3分毎の強い本陣痛がやってきました。
ここからは早かったです!
人口破膜から1時間程のスピード出産!
陣痛の合間をぬって部屋に寄ってから分娩室へ移動。
もうこの時点で、うずくまって脂汗をかくほどの強い陣痛が…
産院はフリースタイル分娩だったので、大きいクッションにもたれかかりながら助産師さんに腰をさすってもらいいきみ逃しをしていました。
余談ですが、ここで初めてマスクを取りました。
さすがに本陣痛をマスクで乗り切るのは私には無理でした…
コロナ禍出産の身体的な辛さは、「マスクによる息苦しさとの闘い」かも。
恐らく30分くらいいきみ逃しをした後に子宮口が全開になり、すぐにいきんでOKの許可が下りました。
そこからさらに30分くらいで無事次男が誕生!
途中で肩が引っ掛かるプチトラブルがありましたが、元気に生まれてきてくれました。
出産時間は16時。
なんと人工破膜から1時間程で出産となりました。
- 2日目の昼過ぎから焦りや不安が一気に押し寄せてきた…
- 人工破膜の効果ってすごい!処置自体は全然痛くなかった
- 促進剤の点滴をしながら出産だったので、点滴が邪魔でなかなかお産に集中できなかった
- さらに私の場合は陣痛の波が一定にならなかったので、いきむタイミングが難しかった
- 夫の立ち合いはできなかったけど、助産師さんのいきみ逃しサポートが神的だった
- 経産婦の後陣痛はウワサ以上に痛くて辛かった…
しかし人工破膜には適応条件があり、むやみやたらに出来ない処置のようです。
私の場合、人工破膜の条件が揃っていて、先生が最善の判断をしてくれたということになります。
まとめ
そんなこんなで、次男の出産は2日間の長期戦となり
陣痛促進剤投与と人工破膜という、長男とは全く違う出産となりました。
そしてビックリなのが、母子手帳に記載された分娩所要時間は
「3時間」!!!
2日目の、陣痛が10分間隔になってから計算するという判断となったため、数字だけ見ると超スピード安産のような印象ですが…
実はこんな背景があったという記録をブログ記事として残させていただきました。
コロナ禍出産、しんどいけど1人じゃない。
出産には絶対にゴールがあります(私はしんどい時、ひたすらこの言葉をつぶやいてた)。
これから出産を控えている妊婦さん、頑張ってくださいね~!
この記録が、これから出産を控えている方の参考になれば幸いです!
★あわせて読みたい→【妊活体験談】流産後の不安…次の妊娠時期や確率は実際どうなの?排卵検査薬も活用!