3回の流産経験者が語る【言葉のかけ方】嬉しかった・悲しかった声かけは?

子育て・妊娠
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現在2人の息子を育てている筆者ですが、実は3回の流産を経験しています

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仕事上、一部の上司や同僚には早めに妊娠の報告をしていたり

もちろん家族や義実家にも伝えていたし

偶然友人の結婚式の出欠を決める期間なども重なり、かなり初期の状態で妊娠報告をしていた友人もいました。

そんな矢先に流産してしまった筆者は、既に妊娠報告をしていた人たちに流産したことも伝えなければなりませんでした。

そうすると、嬉しかったこともあれば一生傷付くようなことを言われたり

色々な気持ちを経験しました…

もしかするとこの記事を読んでいる人の中には、身近な人や大切な人が流産をしてしまって

なんて声を掛けていいのか、どう接するべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、流産を経験した筆者だからこそ分かった流産した人にかけるべき言葉や接し方について正直に語っていきたいと思います。

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いちばん嬉しかったのは「共感の気持ち」

流産を経験した後、私がひたすら求めたのは「共感の気持ち」でした。

ネットで同じような経験をした人の話を読んだり、

たまたま同時期に流産をしてしまった友人と話をしたり。

そんな中で、何も言わずに私の話をひたすら聞いてくれて

一緒に泣いてくれた友人も居ました。

みつママ
みつママ

言葉は何も要らなかったです。

感情を共感してくれることが、当時の私には救いになりました。

「感情の共感」をしてくれた人達には、今でも本当に感謝していて

その後の妊活にも前向きになることができました!

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【経験したからこそ分かる】流産してしまった人にどう対応すべき?

この記事を読んでいる人の中には、友人や家族などが筆者と同じような経験をしてしまい

何か自分にできることはないだろうか…と考えている人もいるかもしれません。

みつママ
みつママ

あくまで個人的な捉え方ですが、そのときに周りの人に

こうして欲しかった

言われたり対応したりされたことが実は苦痛だった

ということを正直に書きたいと思います。

1人の時間が欲しかった

一番最初の自然流産の後のことです。

筆者の母は時間の融通が利く仕事をしていたので、夫が仕事の日は入れ替わりで母が私の家に来てくれていました。

みつママ母
みつママ母

あなたが1人にならないようにするからね。

夫君も、できる限りそばにいてあげて!

母は常にそう言ってくれていましたが、3日目くらいに1人になれない状況が逆にかなりストレスになっている自分に気付きました。

ただ、母は娘の私を心配してそうしてくれていたのは分かっていたので、

正直に「1人になりたい」とは言えませんでした。

もちろん嘘ではないですが「お母さんもゆっくり休めていないから私も心配になってきた」ということを伝えて母には帰宅してもらいました。

その途端気が緩み、思いっきり泣くことができました。

それまでは一緒にいる母や夫にこれ以上心配をかけたくないという気持ちから

知らず知らずのうちに、感情のままに泣くことを遠慮してしまっていたのかもしれません。

1人で何も気にせず思いっきり泣くことができて、少しすっきりすることができました。

みつママ
みつママ

支えてくれている人がいるのに、贅沢な悩みだよなぁ…と落ち込みましたけどね。

早く仕事復帰したかった

当時はもともと手術の予定を入れていたこともあり、流産の診断を受けた翌日から3日間のお休みを頂いていました。

そんな中、家に居ると流産前の行動を思い返したり

診断を受けたときの状況がフラッシュバックしたり…

「考える時間がある」というのが辛くなってきていました。

出血があったので多少貧血でフラフラはしていましたが、

自然流産だったからか身体の回復は思った以上に早かったというのもあり

「当初の予定通り出勤します」という旨を職場に連絡しました。

しかし、かなり心配してくれていた上司。

みつママの上司
みつママの上司

こっちは気にしなくて良いから、もっとちゃんとしっかり休みなさい!

有無を言わさず、合計10日間休むかたちとなりました。

その気遣いがとても嬉しかった半面、

仕事をしている時間は余計なことを考えなくて良かったので、早く仕事復帰したかったというのが正直な気持ちでした。

(休みたくても休める環境にない方もたくさんいらっしゃると思います。本当に申し訳ない悩みです。)

みつママ
みつママ

その後仕事復帰したことで、「自分の居場所がある」という安心感が私を支えてくれました。

よくある励ましの言葉を掛けてほしくなかった

流産を経験するまでは、流産してしまった人に対して励ましの言葉を掛けることでその人が救われるというイメージを持っていました。

でもいざ自分がそうなってみると、世間的には励ましの言葉がとても辛かったし今でも忘れられないんです。

  • 「もっとつらい経験をしている人はたくさんいるんだから、大丈夫だよ」(何が大丈夫?)
  • 「次はきっと大丈夫だよ」(何が大丈夫?(2回目)何の根拠があって言ってます?)
  • 「あなたは強いよ!乗り越えられてすごいね。」(乗り越えられていません。引きずりまくってます。)

※()内は当時の私の心のツッコミです。

どれも私のことを想って掛けてくれた言葉だとということが分かっているからこそ、その言葉を受け止めるのがしんどかったです。

ちなみに一番傷付いた言葉はこれでした↓

初期だったら、原因って染色体異常なんでしょ。

仮に出産しても育てるの大変だったんだろうから、今回は流産して良かったんじゃない?

みつママ
みつママ

………(絶句)

これはもはや、何も言い返せませんでした…他人事だと思われていたのかもしれません。

間違ってもこんな声掛けはしないでください…100%傷付きます。

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流産の経験がブログを発信するきっかけに

このように、3回の流産を経験したことで色々な感情も知ることができました。

こればかりはどうしても、経験しないと分からない辛さや苦しさがあります。

もし身近な人が流産をしてしまったら、無理に声をかけようとせず

とにかくその人の気持ちに寄り添い、共感してほしいです。

私がブログを発信している理由のひとつとして、この「感情の共感」を伝えたい!ということがあったので

どうか、このブログをきっかけに気持ちを前に向けてほしいなと思います。

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