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この記事は、筆者が30代で緑内障の診断を受けそうになった体験談をもとに
料金や時間など、緑内障に関わる検査について詳しく解説しています。
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先日、4年ぶりに眼科を受診。
結果的にまだ緑内障ではないという診断を受けたのですが、
まさか自分が30代という年齢で緑内障検査を受けることになるなんて、青天の霹靂でした。
年齢に限らず目の定期検診は大切ということをひしひしと実感…
そして初めての緑内障検査で、こんなことを経験したので↓
- 内容が想像できず怖かった
- 事前に注意点などを知っておきたかった
- 実際に失敗してしまった
この記事では、筆者の体験をもとに
緑内障の疑いがかかるまでの過程や、緑内障の検査について詳しく解説していきたいと思います。
いつでも自分や家族の身に起こってもおかしくない目の不調。
実際に検査を受ける前に、この記事の内容を是非頭に入れておいてくださいね。
目の不調から緑内障の疑いが浮上するまで
眼科受診のきっかけ①飛蚊症が気になり出した
次男出産後のことです。
産後の体調変化のひとつに、「飛蚊症が気になる」ということがありました。
白い壁などを見たときに、黒い点や黒い虫のようなものがふよふよ流れて見える現象。
なんだが見える黒いものが増えた気がする…
そう感じたら、どんどん気になっていきました。
さらに長男を出産してから目のトラブルが特に無く
暫く眼科に行っていなかった後ろめたさもあったことも、眼科受診の後押しとなりました。
★あわせて読みたい→妊娠中にキラキラが見える原因は?偏頭痛の前兆のみが起こる不思議現象…脳神経外科を受診した結果
受診のきっかけ②両親が目の病気をしていた
筆者の母の話です。
数年前に、最近の筆者と同じように飛蚊症が増えた気がして眼科に行ったら
「網膜裂孔」がたまたま見つかってレーザー手術をしたということがありました。
網膜に穴が開いてしまう病気。
進行すると、網膜剥離を起こして最悪の場合失明してしまうという怖いもの。
↑「網膜裂孔」の初期症状として飛蚊症が増える、ということがあるそうです。
不幸中の幸いだったのが、母はかなり初期の段階の穴がとっても小さいうちに発見してもらえたので
レーザー手術で穴を塞ぐことができました。
飛蚊症が増えた気がするのは気のせいではなかったということです。
そしてまた筆者の父も、数年前に白内障を患い手術をしています。
私は両親が目の病気をしているので、他人事ではないという気持ちがありました。
そう思ったのも、受診に踏み切った理由のひとつでした。
そんなわけで、4年ぶりに眼科へ行ってきましたが
早速やらかします。笑
飛蚊症での初診は「自分で運転して来院NG」でした…
なんと眼科に来院してすぐに出直すことになってしまいました…
その理由は「自分で車を運転して来院してしまったから」…(泣)
早速、飛蚊症で受診した場合の検査内容を調べておかなかったという痛恨のミスをしてしまいました。
前述の通り、飛蚊症は網膜裂孔や網膜剥離などの初期症状でも起こることがあるため
瞳孔を開いて目の中を診察する「散瞳検査」をする必要があるんです。
その散瞳検査は、目薬をさして瞳孔を開くのですが
そうすると4~5時間くらい視界がぼやけたり眩しく感じたりするので、車の運転ができないんです。
この日の筆者は、残念ながら車で来てしまってました…
というわけで、眼科受診のポイントはこちらです↓
・受診する症状に関係する検査の内容は、予め眼科に電話をするなどして下調べをしておく
・散瞳検査をする場合は車や自転車を自分で運転して帰れないため、送迎or公共交通機関or歩いて眼科に行く
飛蚊症で受診する場合はほとんどが散瞳検査をする流れになるようなので、要注意です。
半日近く待ったのに、この日の診察は散瞳検査の説明のみ5分で終了…もはや受付で教えてほしかったです(泣)
散瞳検査をして分かったこと
飛蚊症は加齢による生理的なものでした
日を改めて、散瞳検査をしに眼科へ行きました。
★散瞳検査…椅子に座った状態で上を向き、看護師さんに目薬を差してもらう。
⇒30分くらいかけて視界がぼやけて、近くのものを見るときにピントが合わない感じになっていく
⇒瞳孔が開いているのを確認された後、診察室(暗室)で目にライトを当てられながら先生が言う方向(上見て、右上見て、右見て、と指示される)を向いて先生が目の隅々まで目視でチェックしていく
結果、網膜裂孔は見当たらず、飛蚊症は加齢に伴って増える生理的なものだということ。
病的なものではなかったということで、ひとまず安心でした!
しかし、ほっとしたのも束の間…
まさかの緑内障の疑い
それよりも、眼底に薄くなっている部分があるのが気になるので、眼圧測定と眼底写真を撮らせてください。
はい???分かりました…
よく分からないうちに、眼圧測定と、眼底写真を撮られる検査をされました。
★眼圧測定…機械の前に座り、片目ずつレンズをのぞき込む。3回くらい、プシュッ!と軽く風を当てられる。
⇒風がかかる瞬間、瞬きしないようにだけ気を付けていれば検査は数分で終了
★眼底写真撮影…暗室で機械の前に座り、片目ずつレンズをのぞき込む。その間、写真撮影をされる。
⇒こちらの検査もただ座って目を開けているだけですぐに終了
その後の診察で、検査結果を見ながら先生に言われたのはまさかの内容でした。
眼底写真で見た視神経の円が、正常よりも歪んでいて大きさも大きいんですね。
近視が強いとそうなる場合があるんですが、みつママさんの場合近視はそんなに強くないので、緑内障の疑いがあります。
え?!!私、緑内障なの…?!!
いや~、めちゃくちゃショックでした。
眼底写真によると、正常の人のものと比べて私の視神経は歪みがあり、素人の私が見ても正常の状態との差がはっきりと分かるくらいでした。
ただ、眼圧が正常なので視野検査をしてみないとまだ緑内障の確定診断はできないんです。
視野検査は散瞳しているとできないので、後日また視野検査をしに来てくださいね。
というわけで、後日視野検査をするため再受診することになったのです。
その日から、「緑内障 30代」で検索しまくりの不安な日々を過ごしました。
緑内障の検査と診断
難しかった視野検査
またまた後日、今度は視野検査のため受診しました。
ちなみに視野検査は散瞳検査と違って見え方が変わるわけではないので、運転OKでした!
★視野検査…暗室で機械の前に座り、片目ずつ行う。
検査をしない方の目は眼帯のようなカバーで覆って見えないようにする。
白い背景の中心に焦点を合わせて、その中心部から目を逸らさないようにしつつ、視界のどこかに光の点滅が見えたら持っているスイッチ(ナースコールみたいな、親指で押すやつ)を押していく。
⇒視野検査はコンタクトレンズを装着していても、裸眼でもどちらでもOK。裸眼で近視が強い場合は程よく見えるようにレンズを通して検査を受けられる。
初めての視野検査をした感想は、一言で言うと
思っていたよりも難しかった!
その理由がこちら↓
- 光の点滅のペースが結構速いので、瞬きする暇が無いくらいでした(したけどもw)
- 検査時間が長い!片目10分近く、両目で20分くらいかかりました…
- みつママの場合、片目は一発で正しく測定できたのですが、もう片目が光ってないのにボタン押してしまった箇所がいくつかあったようで、再測定になってしまいました
というわけで、私は念のため裸眼で検査を受けましたが、これが結果的に良かったです。
おそらくコンタクトで検査を受けていたら、瞬きする暇が無い上に検査時間が長いため、目が乾いてしまって余計にちゃんと検査ができなかったと思います。
遠視や乱視があって普段コンタクトレンズをしている場合を除き、近視の場合は裸眼で検査を受けるのがおすすめ。
なにはともあれ、視野検査無事終了。終わったときには疲労困憊でした…
結果と今後の対策
視野検査の結果、今のところ視野の欠陥や狭窄は無かったようで、結局緑内障ではないということでした。
また半年後に視野検査をしに行きます。
普通は30代という年齢的には緑内障の検査はしないことが多いそうです。
きちんと調べてくださった眼科の先生に感謝しています。
そして私は普通より緑内障が発症するリスクが高いということが分かったので…
- 血管に負担をかけないような食事を心がける
- 寝ながらスマホをしないようにする
このように、生活を見直すきっかけになりました。
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まとめ
今回の経験を通して私が伝えたいこと。それは、
年齢関係なく、目の不調が特に無くても眼科の定期検診は行くべき!ということです。
みつママが今回未遂に終わった緑内障。この視野が欠けてくる症状は、自覚できるくらいだともう末期に近いことが多いようです。怖いですね。
今回、飛蚊症をきっかけに思い切って眼科を受診して本当に良かったと思った出来事でした。
この記事が、眼科受診のきっかけになれれば幸いです♪