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筆者が我が子の離乳食で手こずったことのひとつ…
それが、離乳食の食材の固さや大きさを、具体的にどういう方法でステップアップしていくかということです。
離乳食を進めていくうちに、こんなことを思ったことはありませんか?↓
そろそろ具材を大きくしたいけど、喉に詰まらせるのが怖くて進められないよ~(泣)
(離乳食の本やネットでメニューを調べて)生後9ヵ月って、こんなに大きくて形のあるもの食べられるの!?
手づかみ食べのおやきとか、手に持てる大きさって結構大きいよね…どうしよう。
このように、離乳食の固さや大きさに関する悩みも少なくないと思います。
新しい食材を試すだけでも精一杯なのに、固さや大きさも同時に考えて進めていくのって本当に大変ですよね。
管理栄養士のみつママ、かつてドラッグストアでのママさんたちの相談に対して「そろそろおやきをあげてみてください」とか「歯ぐきでつぶせる固さにしましょう」などアドバイスしてきました。
でも、実際子どもが生まれて離乳食を進めていく中で、頭では分かっていたつもりでも実際はすんなり上手くいかないということに改めて気付かされました。
そこでこの記事では、筆者の実体験をもとに、離乳食の大きさや固さをステップアップする具体的で効果的だった方法について書いていこうと思います。
ステップアップが難しくなってくるのは離乳食後期あたりから
まず、離乳食期の形状の基準はこちらです↓
私が特に難しいなと感じたのは、中期から後期、すなわちもぐもぐ期からかみかみ期へのステップアップです。
そこでもう少し詳しく見ていくと、調理法を含めた概要がこのようになります↓
●離乳食初期…この段階で与えるのは、食材をヨーグルト状にしたもの。
→調理はブレンダーや裏ごしなどでOK。労力はかかりますが、固さや大きさを変えていくことより、飲み込みやスプーンを口に入れることに慣れるという目的がメインの時期です。
●離乳食中期…ヨーグルト状から豆腐状にステップアップします。野菜や果物はみじん切り、肉や魚はほぐして与えます。おかゆは10倍粥から水分を減らしていき、7倍粥を目安に与えます。
→試せる食材がまだそれほど多くないので、比較的ママのペースで新しい食材にチャレンジできる時期です。調理法は、みじん切りの大きさを細かいみじん切りから粗みじんに変えていく方法で調理していきます。
●離乳食後期…3回食になり、手づかみ食べを意識し始めるころ。試せる食材の数がグッと増える一方、歯の生え方や発達段階によって離乳食の進め方も個人差が大きい時期です。
→固さはバナナくらい。大きさは粗みじんから角切りにしていきますが、3~4ミリくらいからだんだん大きくしていきます。
このように離乳食初期~中期までに比べると、後期は急にステップアップの工程が多くなり、その子の成長ペースに合わせていくという大変な調整をしなければなりません。
離乳食の進め方を再確認できましたね。
ではそれを踏まえて、ステップアップを簡単にできるコツを紹介していきたいと思います!
離乳食の固さ・大きさのステップアップはこれで難しくない!
ステップアップの便利食材は「にんじん」
管理栄養士の筆者が目をつけたのは、にんじんを基準にステップアップしていくことです。
にんじんを使った、みつママ流・離乳食の進め方の具体的な方法がこちらです↓
●離乳食初期…アルミホイルに包んでごはんと一緒に炊飯器で炊いたにんじんを、ブレンダーでペースト状にする
●離乳食中期…同じく炊飯器で炊いたにんじんを、細かくみじん切りにして与える。→慣れたら粗みじんにする
●離乳食後期…同じく炊飯器で炊いたにんじんを、粗みじん→小さめの角切りと粗みじんのミックス→角切りをそのまま、それに慣れたら角切りの大きさを少しずつ大きくしていく
⇒スティック状に切れば、手づかみ食べデビューにも◎
⇒他の野菜類は、にんじんの進み具合より一段階遅くしたもの(例えば後期で、にんじんが角切りなら玉ねぎやブロッコリーは粗みじん、という感じ)を与えて進めていきました。
★あわせて読みたい→【管理栄養士ママも実践】大変な離乳食を楽する方法はたった3つ!ストック作りは炊飯器におまかせ◎
離乳食後期では、角切りと粗みじんのミックスを盛り込むのがポイント。
赤ちゃんの成長ペースに合わせて無理なくステップアップしやすくなります。
そしてここで使用している「炊飯器で炊いたにんじん」の固さは、後期の「歯ぐきでつぶせる固さ」より少し柔らかいくらいの固さになります。
固さを確認しながら茹でるよりも簡単で、早炊きでもちゃんと良い固さに炊けますよ。
ちなみにみつママは、野菜類は基本的に炊飯器で炊いていました。
水分や栄養を逃さずに、ちょうど良い柔らかさになるので、茹でるよりも断然おすすめです。
ご飯やおかゆを炊くついでにできるのも、簡単ポイント!
ベビーフードを参考に!
そう、身近で一番わかりやすいお手本はベビーフードです。
筆者の場合、試したい時期のベビーフードを実際に自分で食べてみて、具材の大きさや固さを自ら確認していました。
さらにベビーフードは、後期の後半から完了期に向けての時期になってくると
食材の大きさや固さだけでなく味付けの参考にもなります。
また手作り離乳食の参考になるだけでなく、そのまま与えるだけでステップアップの練習ができるお手軽アイテム。
ベビーフードが苦手な赤ちゃんに対しては
ベビーフードの野菜や肉魚などの具材だけを取り出して、手作りの野菜煮やおかゆなどに混ぜて与えても良いんですよ。
作る手間を省いてくれるだけでなく、これから与える離乳食の先陣を切ってくれる頼もしい存在のベビーフードを、有効活用しましょう!
まとめ
難しく考えがちなステップアップも、このように簡単な考え方で意外にスムーズ進めることができます。
それでも心配なときは、1口の量を少量から進めてみると良いと思います。
ちなみにみつママの子どもたちはどうだったのかと言うと…
次男はわりとモグモグをたくさんしてくれるタイプなのですが、
長男は全然モグモグしない子だったので、いつもハラハラしながら離乳食をあげていました。
にんじんの角切りを1個口に入れるところからという、超慎重な進め方(!)をしたので、思い返しても本当に大変な離乳食期だったんですが…
数年経って、今はとても上手にモグモグ、たくさん食べる子に成長しています。
今回ご紹介したステップアップの方法、簡単なのでぜひ参考にしてみてくださいね♪