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酷いと1日中痛みが付いてまわり、不快な気分にさせられる偏頭痛。
気圧の変動が激しい季節なんかは、いつ来るか分からない恐怖に怯える日々。
筆者も、そんな偏頭痛に悩まされているうちの1人です…
そもそも偏頭痛とは、脳の血管が広がることによって起こる頭痛ですが
脳の血管が広がる明らかな原因は分かっていません。
ということは、誰にでも起こり得るということ。
そこでこの記事では、偏頭痛に実際悩まされている筆者が
管理栄養士×登録販売者の観点から
- 偏頭痛対策におすすめの食習慣やNGの食べ物
- 偏頭痛かも?と思った時の対処法…市販薬は効く?受診するなら何科を受診すべき?
このような内容で解説していきたいと思います。
私は産後に、偏頭痛の前兆である「閃輝暗点(せんきあんてん)」が気になったことがきっかけで受診・通院しています。
受診してからの流れなどは関連記事にまとめていますので、参考にしてくださいね。
★あわせて読みたい→妊娠中にキラキラが見える原因は?偏頭痛の前兆のみが起こる不思議現象…脳神経外科を受診した結果
【偏頭痛持ちの方に】管理栄養士おすすめ食習慣
まず、管理栄養士の視点で解説!
偏頭痛対策の食事や栄養についてまとめてみました。
【偏頭痛対策】積極的に摂りたいもの
まず、偏頭痛の予防に良いとされる栄養素がこちら↓
- ビタミンB2
- マグネシウム
- DHA・EPA(魚油:オメガ3脂肪酸)
詳しく見ていきましょう。
ビタミンB2
数あるビタミンの中でも、偏頭痛に効果的と注目されているのがビタミンB2です。
ビタミンと聞くと野菜や果物に多く含まれているというイメージが強いですが
ビタミンB2は肉・レバー・卵などの動物性食品に多く含まれています。
マグネシウム
日本人が意外に不足しがちなマグネシウムも、偏頭痛持ちの人には積極的に摂ってほしい栄養素です。
マグネシウムは、納豆や豆腐などの豆製品、ナッツ類、ひじき、ほうれん草などに多く含まれています。
EPA・DHA(魚油:オメガ3脂肪酸)
EPAやDHAなどの魚の油も、偏頭痛の予防に働いてくれます。
これらは特にイワシやサバなどの青魚に多く含まれています。
ポイントは、サラダ油などの植物油を使っていない魚料理を選ぶこと。
後述しますが、植物油の主な成分であるリノール酸を摂りすぎてしまうと
せっかく魚の油を摂っても油同士のバランスが崩れてしまうんです。
グリルで焼く、お刺身で食べるなどシンプルに魚の美味しさを味わえる料理を選びましょう。
食事で摂るのが難しい場合は、サプリメントで摂ってももちろんOKです!
【偏頭痛対策】できるだけ避けたいもの
次に、偏頭痛持ちの人はできるだけ避けたいものがこちら↓
- 植物油(リノール酸)
- 砂糖
これらを多く含む食品が好きな人は多いはず…
植物油(リノール酸)
魚の油の項目で示したように、植物油の主成分であるリノール酸は魚の油と戦ってしまいます。
というのも、リノール酸は身体の中で痛みなどの炎症を引き起こす油。
魚の油がそれを抑えてくれるや役割があるんですが
それ以上に植物油を摂ってしまうと頭痛を引き起こすもとになってしまいます。
適度に摂取する分には構いませんが、摂りすぎには注意した方が良さそうです。
砂糖
偏頭痛の原因は脳の血管の拡張(広がり)なんですが
砂糖は摂りすぎてしまうと、まさしく脳の血管を拡張してしまうと言われています。
疲れていたりすると甘いものでリラックスしたいところですが、偏頭痛持ちの人はほどほどに。
植物油も砂糖も、全く取らないのは無理ですよね(美味しいからね)。
ほどほどにすべきものとして頭に入れていてほしいです。
偏頭痛がつらい…何科を受診すべき?
偏頭痛かも?と思ったら
受診すべきなのは、脳神経外科(内科)や頭痛外来のある病院です。
近くにそういった場所がない場合は、ひとまずいつも風邪の時などに行くかかりつけの内科に相談してもOKのようです。
ちなみに筆者は、偏頭痛の前兆である「閃輝暗点(せんきあんてん)」があるタイプ。
閃輝暗点は視界にギザギザ・キラキラが見える=視界に変化があるため、最初は眼科と迷いましたが
脳神経クリニックを受診し、結果的にそれが正解でした。
★あわせて読みたい→妊娠中にキラキラが見える原因は?偏頭痛の前兆のみが起こる不思議現象…脳神経外科を受診した結果
脳神経や頭痛専門の病院であれば、MRIなどの脳の異常を調べる設備が整っているところがほとんどなので
結果的に早く原因を突き止めることができるし、
頭痛の原因に合った薬も出してくれるので安心ですね!
【登録販売の解説】偏頭痛に効く市販薬はある?
しかしこのご時世なので
偏頭痛が起こってるときはつらいけど、普段からずっと頭痛があるわけじゃないし
風邪でもないのにできるだけ病院には行きたくないなぁ…
↑このように考えている人も多いのではないでしょうか?
そこで考えるのが「市販薬」だと思います。
筆者が勤めるドラッグストアでも、偏頭痛に効く薬についてはよく聞かれます!
しかし、偏頭痛の発生を抑える専用薬の「トリプタン系製剤」は
市販薬では取り扱いがありません。
もちろんざっくりと「頭痛」に効く頭痛薬は市販でもたくさんあるのですが
それがピンポイントに「偏頭痛に効く」となると、病院で処方する薬しかないんです。
頭痛のタイプ別に見る解決法
ちなみに、ひとこと頭痛といっても、大きく分けて3種類の頭痛があります。
- 緊張型頭痛
- 偏頭痛(片頭痛)
- 群発頭痛
まずは自分の頭痛がどのタイプに当てはまるのか、ネットなどでセルフチェックしてみましょう。
①緊張型頭痛の場合
1の緊張型頭痛は筋肉のコリや緊張が原因となって起こる頭痛で、
日本人に最も多いと言われているタイプの頭痛です。
市販薬や整体枕などを活用し症状を和らげるのもひとつの方法ですが、
症状が長引いたり痛みの度合いが激しくなるなどの異変があれば受診をした方が安心です。
②偏頭痛と③群発頭痛
2の偏頭痛と3の群発頭痛に当てはまる場合は
病院での適切な治療や薬の処方が必要なケースもあるので
漫然と市販の頭痛薬でしのぎ続けるのではなく、思いきって受診してみましょう。
自分で判断するのが難しい場合は、身近なドラッグストアで登録販売者や薬剤師に気軽に相談してみてくださいね!
★あわせて読みたい→【ロキソニンはどこで買える?】現役ドラッグストア店員が「欲しい薬を買えない」の解決法を提案!
まとめ
季節の変わり目や天気が良くない日などは、いつ起こるか分からない偏頭痛に怯えている人も多いはず。
筆者もそのうちの1人ですが、この記事で紹介した偏頭痛対策の食習慣・NGの食べ物を意識したり
実際に脳神経クリニックを受診し専用薬をお守りのように持っているというだけで
かなり偏頭痛と寄り添えている気がします。
つらい偏頭痛に悩んでいる人は、是非参考にしてくださいね。