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赤ちゃんにとって必須である母乳や育児用ミルクに対して、
フォローアップミルクはあくまで、足りない栄養を補給する目的で飲ませるミルク。
そんなフォローアップミルクについては産院や乳児健診などで詳しく学ぶわけではないので、色々な疑問があると思います。
育児用ミルクとフォローアップミルクってどう違うの?
同じ「ミルク」だから急に切り替えても大丈夫なのかな…
フォローアップミルクを飲ませると、離乳食が進まなくなるって聞いたんだけど…
実際どうなの?
このように、
普段ドラッグストアで働く筆者は、たくさんのお客様からフォローアップミルクについての質問を受けたことがあります。
フォローアップミルクや離乳食・幼児食の栄養補給について悩んでるママは意外と多いんです。
そこでこの記事では、管理栄養士の筆者が実際によく受けたフォローアップミルクの疑問について分かりやすく解説・提案していきたいと思います。
子どもは食べムラや好き嫌いなどがあるので、食事からの栄養補給を完璧にするのは難しいんですよね…手軽な栄養補給について知りましょう!
★あわせて読みたい→【体験談あり】管理栄養士が教える!フォローアップミルクはいつからどうやって飲ませる?1日の具体的な飲ませ方を解説
フォローアップミルクの疑問解決!
まず、離乳食の栄養補給といえばフォローアップミルク。
具体的な始め方・進め方については関連記事にて解説していますが…
★あわせて読みたい→【体験談あり】管理栄養士が教える!フォローアップミルクはいつからどうやって飲ませる?1日の具体的な飲ませ方を解説
改めて筆者が働くドラックストアにて、ママさん達からよく聞くフォローアップミルクについての疑問はこちらです↓
- 母乳や育児用ミルクの代わりに飲ませても良いの?
- 1歳を過ぎたらフォローアップミルクではなくて牛乳を飲ませてOK?
- フォローアップミルクは虫歯になりやすいってホント?
- 離乳食が進まなくなる?他の水分を飲まなくなる?
- 3歳以降は飲まない方が良い?
今回は、このような細かな疑問点について1つずつクリアにしていきたいと思います!
母乳や育児用ミルクの代わりに飲ませても良いの?
フォローアップミルクも「ミルク」だし、栄養あるみたいだし…
母乳や育児用ミルクの代わりに飲ませても良いのかな?
母乳や育児用ミルクは完全栄養食なので食事と見なして与えるものですが、
フォローアップミルクはあくまで離乳食で足りない栄養を補う目的で飲むものなので、育児用ミルクや母乳の代わりにはなりません。
フォローアップミルクだけだと栄養が足りないということになるので、
離乳食とセットで飲ませるか、おやつの時間に飲ませるようにしましょう。
1歳を過ぎたら牛乳じゃダメ?
フォローアップミルクって結構お値段高いよね…
もう牛乳を飲ませちゃダメかな?
フォローアップミルクはお金はかかります
そうなんです、フォローアップミルクは規定の量(大体が400ml/日)を飲ませると1缶が約2週間くらいで無くなるので
基本的にお金はかかります。
ただ、管理栄養士の筆者でさえ赤ちゃんの栄養補給を完璧にするのは難しいです。
栄養を考えた離乳食を用意するのが大変ということはもとより、いちばん難しいのは
赤ちゃんは用意したものを全て食べてくれるとは限らないということです。
- 食べムラ
- 好き嫌い
- その日・その時の気分
- アレルギー
などなど、用意した半分も食べてくれなかった…なんてこともよくある話。
筆者の場合は、そういったストレスを抱えるよりも手軽さを優先してフォローアップミルクを選択しました。
牛乳は鉄分を効率よく摂取できない!
そして本題の牛乳は、加熱して離乳食として摂取するぶんには離乳食中期(生後7~8ヶ月)からOK。
飲用であれば1歳を過ぎた頃から飲ませるというのが、厚生労働省から推奨されています。
その理由は…↓
- 牛乳には鉄分がほとんど含まれていない
- 牛乳に豊富に含まれるカルシウムとリンが鉄の吸収を妨げてしまう
ということで、大切な鉄分をしっかり摂ることが難しいのです。
もちろん1歳を過ぎていれば牛乳を飲ませることはダメじゃないんですが…
鉄分摂取という点から考えるとフォローアップミルクの方が効率良く必要な量の鉄分を摂ることができます。
鉄分は脳に酸素をたくさん運んでくれる「ヘモグロビン」が豊富!
脳の形成に大切な乳児期は特にしっかりと鉄分補給対策をしましょう。
少し甘味があるから虫歯になる?
歯がどんどん生えてきた!
フォローアップミルクって少し甘いみたいだけど、虫歯になりやすくなったりしない?
味見をすると一目瞭然なのですが、フォローアップミルクは育児用ミルクよりも甘味を感じられて、大人が飲んでもなかなか美味しいんです。
その甘味(=乳糖)が原因で虫歯になるのかというと、そういうわけでもありません。
そもそもフォローアップミルクだけではなく、母乳にも育児用ミルクにも乳糖は含まれます。
虫歯の直接の原因は乳糖ではなく、ミュータンス菌という虫歯菌。
これは虫歯がある大人が使ったスプーンなどを赤ちゃんにも使わせてしまったり、熱いものをフーフーと冷ますことによって飛ぶ大人の唾液から赤ちゃんの口の中に棲みついてしまいます。
乳糖はその虫歯菌の餌になるんです!
要するに、虫歯菌が棲んでいる口の中に母乳やミルクが残っていると、その中の乳糖が虫歯菌を元気にさせてしまうんです。
虫歯菌を赤ちゃんの口内に入らないようにするのがいちばんの虫歯予防策なのですが、菌は目に見えないので難しいところ。
というわけで、赤ちゃんの口内にフォローアップミルクを長い時間残したままの状態では、虫歯になる可能性が高くなってしまいます。
フォローアップミルクに限らず、母乳やミルクも含めた虫歯対策は、
- 寝る前や夜間に飲ませるのは1歳半を目安にやめる
- フォローアップミルクなどを飲ませた後はお茶や湯冷ましを飲ませる
- 歯磨きをしっかりする
↑こういったことに気を配りましょう。
★あわせて読みたい→1歳半頃からの栄養補給に「こどミル」がおすすめ!牛乳の味が苦手なお子さんにも◎フォローアップミルクからの切り替えにも活用
離乳食が進まない?他の水分を飲まなくなる?
ミルクが好きな赤ちゃんが多いから、フォローアップミルクをあげてしまうとそればっかりになって離乳食が進まなくなるって聞いたことがあるんだけど本当?
離乳食が進まない場合はどうする?
今までも何回も出てきたワード「フォローアップミルクはあくまで足りない栄養を補うもの」ということがポイントになります。
離乳食を食べきる前にフォローアップミルクばかり欲しがって与えているうちに、
- お腹がいっぱいになってしまい、離乳食を残してしまう
- 次の離乳食を食べたがらない
これは良くありません。
成長に伴い、本来なら離乳食からの栄養がメインになっていかなければならないためです。
- フォローアップミルクが離乳食の妨げになっている
- 離乳食はバランス良くしっかり食べられている
↑こういった場合は、無理にフォローアップミルクを飲ませないという選択をしましょう。
お茶や湯冷ましを飲まなくなることもある?
実は筆者の次男がこれです。
飲まなくなる、というよりは元々お茶や湯冷ましなどの水分が好きじゃないようで…
次男の場合、お茶や湯冷ましを好んで飲まないので、水分補給も兼ねてフォローアップミルクを与えていました。
初めからお茶や湯冷ましを嫌がらず飲むようなら、フォローアップミルクがきっかけで全く飲まなくなるというのは考えづらいですが
元々お茶や湯冷ましが苦手であれば、飲み物を極端にフォローアップミルクだけにするのではなく
- 食事の後がフォローアップミルクなら、おやつの時はお茶や湯冷ましにする
- お風呂上りはお茶や湯冷ましにする
など、メリハリをつけて与えるようにすると良いと思います。
3歳以降は飲まない方が良い?
フォローアップミルクは1~3歳までと表記されているものがほとんどだけど、うちの子は3歳を過ぎてるけど好き嫌いが多くて…
栄養が足りているか不安なんだけど、規定の3歳を過ぎてもフォローアップミルクを飲ませ続けても良いのかな?
3歳以降はフォローアップミルクを絶対に飲ませてはダメということではないですが、
管理栄養士の筆者は、長男の育児中に
栄養補給として森永「こどミル」を牛乳に溶かして飲ませていました。
こどミルについては、関連記事で詳しく解説しているので
あわせて読んでみてくださいね↓
★あわせて読みたい→1歳半頃からの栄養補給に「こどミル」がおすすめ!牛乳の味が苦手なお子さんにも◎フォローアップミルクからの切り替えにも活用
まとめ
子どもの栄養って、自分以上に気になりますよね。
子どもに全ての栄養を完璧に食事から摂らせるのは、管理栄養士の私でも至難の業。
フォローアップミルクやこどミルなどの有効活用で栄養を考える負担を軽くして、食事の時間を親子で楽しみましょう。
フォローアップミルクの無料サンプル情報は、関連記事からどうぞ!
こどミルはヨーグルト味も美味しいですよ。
★あわせて読みたい→【体験談あり】管理栄養士が教える!フォローアップミルクはいつからどうやって飲ませる?1日の具体的な飲ませ方を解説