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赤ちゃんが生後9ヶ月に近づくにつれ、気になってくるフォローアップミルク。
そろそろ生後9ヵ月。
今まで母乳(or育児用ミルク)と離乳食だけで進めてきたけど、
フォローアップミルクも飲ませた方がいいのかな?
フォローアップミルクを飲ませ始めたいけど…
どれを選んでいいか分からないし
どうやって飲ませればいいの??
このように、フォローアップミルクは気になってはいるけど具体的な飲ませ方や切り替え方が分からずなかなかスタートできない人も少なくないと思います。
母乳・ミルク・離乳食だけで赤ちゃんに必要な栄養をまんべんなく摂取するのは大変なことです。
フォローアップミルクを上手に活用して、手軽に赤ちゃんの栄養補給をサポートしたいですよね。
実際に筆者は、2人の息子たちにフォローアップミルクを毎日活用していました!
そこでこの記事では、管理栄養士の筆者が
- フォローアップミルクの特徴やおすすめを紹介
- 筆者の息子たちの体験をもとに、1日の具体的な飲ませ方や時間について
こういったことを解説していきます!
フォローアップミルクについての疑問や幼児期の栄養補給については、関連記事にまとめています。
★あわせて読みたい→離乳食が進まない?管理栄養士がフォローアップミルクの疑問解決!幼児期におすすめの「こどミル」の飲み方も解説
フォローアップミルクの特徴
フォローアップミルクとは、そもそも牛乳の代わりに飲むものとして開発されたミルク。
離乳食が3回食になったタイミングを目安に始めるもので、生後9ヵ月~3歳くらいまで飲むことができます。
(メーカーによっては開始が1歳を目安に、となっているミルクもあります)
フォローアップミルクは、育児用ミルクや母乳と違って「必ず飲ませなきゃいけない」というものではありません。
生まれた直後は母乳やミルクで栄養補給をしていた赤ちゃんも、
成長するにつれて離乳食が始まり栄養摂取の方法が離乳食(食事)に切り替わっていきます。
できれば離乳食(食事)だけで栄養摂取していくのが理想ではありますが、
食べムラや好き嫌い、アレルギーがあって食べれられないなどの理由で、完全に食べ物だけから必要な栄養を100%摂っていくのは難しい…
そんな時に活用できるのがフォローアップミルクなんです。
フォローアップミルクで補える栄養素の主なものはこちらが多いです↓
- 鉄分
- カルシウム
- DHA
- ビタミン・ミネラル
↑これらの成分はほとんどのフォローアップミルクに配合されています。
さらに、おなかの調子を整えるオリゴ糖、母乳に含まれていて赤ちゃんの成長に関わるヌクレオチドなど
メーカーによって+αの部分に特徴があり、子どもの成長や栄養補給の悩みによって選択できるようになっています。
生まれた直後から飲ませる育児用ミルクは「乳児用規格適用食品」といって内容成分に決まりがあるのに対し、
フォローアップミルクは成分の決まりが特にないので、どれを選ぶかによって栄養補給の内容も変わってきます。
では次に、選び方の例と筆者のおすすめを紹介します。
フォローアップミルクの選び方
フォローアップミルクのことは理解できたけど、色々種類があるからどれを選んで良いか分からないよー。
フォローアップミルクのパッケージに書いてある栄養成分を参考に、便秘がち、体重を増やしたい、など悩みに合わせて選んでOKなんですよ♪
筆者の場合は、長男・次男ともに和光堂の「ぐんぐん」を飲ませています。
ぐんぐんを選んだ理由はこちら↓
- 味があっさりしていて美味しく、子どもが好んでよく飲んだから
- 便秘になったり便が緩くなることがなかったから
- 比較的安いから
まず確認すべきなのは、育児用ミルクと同様
- 子どもがよく飲むかどうか
- お腹の調子に変化はないか
ということです。
ちなみにドラッグストア勤務の筆者は、各メーカーのミルクを全て自分で味見したことがあります。
(お客様に違いを聞かれたときに説明できるようにね!)
そしてまだ若かりし頃にメーカーのベテラン管理栄養士さんに教えてもらったのが、
ママが美味しいと感じるものは赤ちゃんも美味しいと感じるのよ~。
ということ。
まだ物言わぬ赤ちゃんに、ミルクや離乳食が美味しいかどうか聞き出すことはできないので、個人的にはこの感覚を大切にしていました。
そんなこんなもあり、試飲したミルクの中で私が個人的に美味しい!と感じたのが和光堂のぐんぐんだったんです。
あくまで筆者の感想ですが、アイクレオのフォローアップミルクも美味しかったです。
それならぜひ飲んでみたいけど、ミルクのサンプルってどこで手に入るの?
各メーカーで、無料サンプルのプレゼント企画などをやっている場合があります。
ドラッグストアで店員さんに「ミルクのサンプルありますか?」と声を掛けてみるのもアリ!
各メーカーのミルク無料サンプルについてまとめているサイトもあるので、参考にしてみてください♪↓
☆リンクはこちら→粉ミルクの無料サンプル(試供品)プレゼントまとめ | ピントル (pintoru.com)
また、容量が少ないスティックタイプを買って試してみても◎。
スティックタイプはいくつかあると便利。緊急時や外出の際にも使えますよ!
フォローアップミルクを飲ませるときのポイント
フォローアップミルクを飲ませるときの注意点とポイントを説明していきますね!
【ポイント①】急に切り替えない
母乳・育児用ミルク&離乳食で栄養を補っている赤ちゃん。
フォローアップミルクという新しいものを身体に入れることによって、腸内環境が変化し、それによって便の状態も変化してしまう場合があります。
例えば昨日まで母乳や育児用ミルクだったのに、次の日から急に全てをフォローアップミルクに切り替えるのはではなく
最初は、1日の授乳もしくはミルクのタイミングのうち1回を、フォローアップミルクを50mlくらいの少量に切り替えるところから始めてみてください。
1日のうちに、母乳or育児用ミルクとフォローアップミルクを併用しても差し支えありません。
(育児用ミルクとフォローアップミルクが被る時期があってもOKということ)
赤ちゃんの便の状態を確認しながら、少しづつ切り替えてくださいね!
【ポイント②】牛乳アレルギーに注意!
ちなみにフォローアップミルクにも牛乳成分が含まれているため、牛乳アレルギーがある場合は避けた方が良いです。
心配な方は、平日の病院が開いているタイミングで少量から試す、という基本を守ってくださいね。
【ポイント③】マグやコップで飲ませてみよう!
長男のときは、育児用ミルクと区別してほしかったので、哺乳瓶ではなく練習も兼ねてストローマグでフォローアップミルクを飲ませていました。
それをかかりつけの小児科の先生に確認したところ、こんなアドバイスをいただいたことがあったんです↓
うんうん。
哺乳瓶で飲む癖がついてしまうとやめるのが大変だから、
フォローアップミルクは練習も兼ねてマグやコップで飲ませていた方が後々ラクだと思うよ。
そのうちにストローマグを洗うのが面倒になり、アンパンマンのストローカップに差し替えて続けていました。(洗うのがとっても楽に♪)
フォローアップミルクを飲ませるときは、この3つのポイントを意識して始めてみてくださいね。
★あわせて読みたい→離乳食が進まない?管理栄養士がフォローアップミルクの疑問解決!幼児期におすすめの「こどミル」の飲み方も解説
【切り替えの具体例】1日の飲ませ方や時間
ここからは、フォローアップミルクの具体的な飲ませ方について
筆者の息子たちを例に解説していきたいと思います。
前項のポイントを頭に置きつつ、読んでみてくださいね。
長男の場合【完母】
まず、筆者の長男の場合です。
完母の方が参考にしていただけると思います↓
★開始…生後9ヵ月~(離乳食3回食・完母:授乳5回/日)
- 【生後9ヵ月】朝食後に1日1回50mlの量で、2、3日おきに数種類のフォローアップミルクをお試し※病院が開いている時間に試したかったため
- 【生後10ヵ月】ぐんぐんに決定。夕食後50mlから始め、3日目くらいから100mlに増量。
- 【生後11ヵ月前半】朝食後の授乳をぐんぐんに変更。朝食後・夕食後に各100ml。(授乳3回/日)
- 【生後11ヵ月後半】昼食後の授乳をぐんぐんに変更。3回の食事後に各100mlずつ。(授乳が早朝と就寝前の2回になる)
- 【1歳前半】いきなり卒乳。ぐんぐんはおやつのタイミング10時・15時に150mlずつに変更。
- 【1歳後半】おやつのタイミング10時・15時に200mlずつに変更。
進め方のポイントを補足します。
【ポイント①】授乳間隔の短いタイミングで開始
夕食後のタイミングから開始した理由は、授乳間隔がいちばん短くなるタイミングだったからです。
- 早朝(5時前後)
- 朝食後(9時)
- 昼食後(13時)
- 夕食後(18時)→※次の授乳まで3時間間隔。1日の中で間隔が1番短い。
- 就寝前(21時)
↑授乳がこの5回だったので、夕食後の授乳をやめて、代わりにフォローアップミルクを飲ませるところから始めました。
【ポイント②】授乳の代わりにフォローアップミルク
最初からおやつの時間にフォローアップミルクを追加することも考えましたが、
後々の卒乳を踏まえると、離乳食後の授乳の代わりにフォローアップミルクをあげる方法が自然に授乳回数を減らせてラクでした。
その方が長男も…
あれ?なんかいつもと違うけど…
美味しいの(フォローアップミルク)飲めるからまいっか♪
まだ言葉を話さない時期なので完全に私の憶測ですがw
おそらくこんな風に思ってか、授乳回数が減ってもフォローアップミルクが飲めていたので泣いたりぐずったりすることもありませんでした。
そして卒乳を機に、フォローアップミルクをおやつの時間にシフト。
1歳半で保育園入園だったので、そのタイミングでフォローアップミルクを卒業。
今では、保育園のおやつの時間にコップで牛乳を飲んでいます。
というわけで長男は、
生後9ヶ月~1歳半までフォローアップミルクを飲んでいました。
次男の場合【混合栄養】
次に、筆者の次男の場合です。
混合の方が参考にしていただけると思います。
まず授乳とミルクのスケジュールから。
- 早朝…授乳1回目(5時前後)
- 朝食後…ミルク100ml(9時)
- 昼食後…授乳2回目(13時)
- 夕食後…ミルク100ml(18時)
- 就寝前…授乳3回目(21時)
これを踏まえて、フォローアップミルクの進め方はこんな感じでした↓
★開始…1歳~(離乳食3回食・混合:授乳3回/日+育児用ミルク100ml×2回)
- 【生後11ヵ月】昼食後に1日1回50mlの量で、2、3日おきに数種類のフォローアップミルクをお試し。お試しで飲ませた後の授乳はやめずにそのまま。
- 【1歳1週目】ぐんぐんに決定。そのまま昼食後の授乳をぐんぐんに変更。昼食後100ml(授乳2回/日)
- 【1歳2週目】朝食後のミルクをぐんぐんに変更。朝食後・昼食後に各100ml(授乳2回/日+育児用ミルク1回/日)
- 【1歳3週目】夕食後のミルクをぐんぐんに変更。3回の食事後に各100mlずつ(授乳2回/日、育児用ミルク卒業)
- 【1歳1ヵ月~】自分から卒乳。ぐんぐんは朝食後150ml、昼食後100ml、夕食後150mlの合計400ml/日を今も継続中。
お分かりいただけたでしょうか…
長男の細かさと、次男の大雑把さ!笑
でも、これにはちゃんと理由があります!
長男が初めての子だったからキチっとしていた…という理由はあるかもしれないですが、
長男と次男では体重の増え方が違っていたというのがポイントです。
【ポイント①】育児用ミルクの代わりにはならない
完全栄養食である育児用ミルクと違って、フォローアップミルクはあくまで不足しがちな栄養を補うもの。
フォローアップミルクは育児用ミルクの代わりにはならないんです。
体重の増え方が安定しており完母だった長男の場合は離乳食3回食になったタイミングですぐにフォローアップミルクを開始したのですが、次男の場合は…
- 体重増加が成長曲線の下ギリギリ
- 長男の風邪がうつって体調不良が続き、離乳食開始が生後6ヶ月を過ぎてしまったため3回食に進めたのが生後10ヵ月過ぎだった
以上の理由から、育児用ミルクの回数を減らすということには慎重になっており、長男よりもフォローアップミルク開始のタイミングが遅くなりました。
3回食を開始して約1ヶ月経過し慣れた頃、離乳食をモリモリ食べるようになり、
体重が安定してきたのでフォローアップミルクを開始したというワケです。
【ポイント②】完ミの場合は離乳食後のミルクを差し替えるところから
【ポイント①】を踏まえて、フォローアップミルクは食事の代替ではないということからも
完ミの場合は、離乳食後の育児用ミルクをフォローアップミルクに差し替えていくのが良いと思います。
育児用ミルク単体を与えるタイミングで差し替えてしまうと、
フォローアップミルク単体では食事として必要な栄養を完全に摂取することが難しいんです。
体重が安定している場合や、赤ちゃんのお腹の空き具合にもよるので、あくまでアドバイスとして覚えておいてくださいね。
次男も長男と同様、保育園入園を機にフォローアップミルクは卒業しました。
★あわせて読みたい→離乳食が進まない?管理栄養士がフォローアップミルクの疑問解決!幼児期におすすめの「こどミル」の飲み方も解説
まとめ
この記事を読んで、フォローアップミルクを具体的にどうやって飲ませるか、進めていくのかを知ることで
フォローアップミルクをより身近に感じていただけたら嬉しいです。
赤ちゃんに欠かせない鉄分などの栄養を手軽に補えるフォローアップミルク。
上手に活用しましょう!
フォローアップミルクは、お出かけに便利なキューブタイプや詰め替えができるエコらくパックなど色々な種類があります。
赤ちゃんがよく飲むもの、ママ・パパが使いやすいものを選んでみてください♪