こんにちは!ドラックストアで働く管理栄養士、みつママです。
タイトルのとおり、管理栄養士と登録販売者のダブルライセンスを持ちつつ、ドラッグストア勤務経験が10年以上。
普段は2人の男の子を育てているママでもあります。
そんな私が、読んでくださっている方のためになるような記事を書いていけたら良いなという思いから始めたこのブログ。
目を通していただけたらとっても幸せです!
そんな筆者ですが、管理栄養士を目指して通っていた大学時代に
理想と現実の壁にぶち当たった経験があります。それは…
やりたい勉強をして管理栄養士を目指しているけど、本当に自分に向いているのかな…
ということ。
ではなぜ、私はそんなことを思ってしまったのか。
管理栄養士でありながらドラッグストアを就職先として選んだ理由、登録販売者の資格も取得した経緯も合わせて、書いていきたいと思います。
★関連記事はこちら→【管理栄養士×登録販売者】ダブルライセンス取るならこれで決まり
★関連記事はこちら→ドラッグストアの管理栄養士の役割は?実際に就職して分かった現実…気になる給料やメリットの話も
管理栄養士を目指していた私がドラッグストアを就職先に選んだ理由
管理栄養士を目指したきっかけ
まず、私が管理栄養士を目指したいと思ったきっかけはこちらです↓
- 料理が好き。お菓子作りが好き。そして何より食べることが大好きで、栄養に興味がある
- 学校給食が苦手だった…でも逆に、私ならこんな献立にしたい、こんな料理を提供したいという理想が膨らんでいった
- 父が糖尿病だったので、病気の人の食事管理に興味があった
- 母が若かりし頃の夢が管理栄養士になることだった(理数系が散々で、大学進学できずに諦めたそうです)ので、管理栄養士という職業に憧れの気持ちがあった
そしてがむしゃらに勉強し、念願の管理栄養士養成校である4年制大学に入学することができました。
壁にぶち当たった理由
大学に入学した当初は、就職するなら給食会社か学校がいいかなぁなんて思っていたのに
大学時代の実習やら実験やらの経験を通じて、ふつふつと湧いてきた思いの壁にぶち当たりました。それは…
私って管理栄養士の仕事、向いてないかも…
そう、士気が上がるどころか、どんどんネガティブな気持ちに支配されていったのです。
- 実験やレポートや国試対策の勉強など目の前の課題に必死で「管理栄養士として働く姿」がはっきりとイメージできなかった
- 要領が悪いので、調理実習や献立作成に他の人よりも時間がかかっていた→こんなに要領が悪くて仕事にできるのか不安に…
- 卒業研究でつまずき、管理栄養士の基本中の基本の給食経営管理が苦痛になってしまった
このように、自分を追い込んでしまっていました。
大学で勉強している時点でいっぱいいっぱいになっているのに、そんな私が管理栄養士として社会に出て通用するのだろうか?
とりあえず国試は頑張るけど、その先はどうしよう…と常日頃不安に思って過ごしていました。
でも、管理栄養士として誰かの役に立ちたいという気持ちはあったし、栄養のことを学ぶのは自分の体調管理にもなるし
それ以上に栄養の勉強は楽しかったので、全く違う業種に就職するという選択肢も無かったのです。
転機は「ドラッグストアの管理栄養士」を知ったこと
そんな中サークルの先輩が、管理栄養士としてドラッグストアに就職したと聞きました。
管理栄養士なのに、薬とか化粧品を売ってるドラッグストアで働くって、どういう働き方なんだろう?
疑問に思いつつも興味が湧いたので、「ドラッグストアの管理栄養士」について調べてみた上で、
大学生当時の筆者が最終的にドラッグストアを就職先に選んだ理由はこうでした↓
- 病気がある人、お年寄り、子どもなど接する人が限定されず、老若男女問わずいろんな人と関りを持つことができる。
- レジや商品管理、発注業務、事務作業など、専門性にとらわれず色々な仕事を経験できる。
- みつママが苦手意識を持ってしまった「時間に追われる調理業務や献立作成」が無い。
- もちろん、地域のセミナーや店舗での相談対応、従業員に対する健康管理など管理栄養士として専門性も発揮できる。
このように、当時の私にとってとても魅力的な条件が揃っていました。
そして大学4年生の夏に、ドラッグストアでの就職が内定しました。
★関連記事はこちら→ドラッグストアの管理栄養士の役割は?実際に就職して分かった現実…気になる給料やメリットの話も
ドラッグストア就職をきっかけにダブルライセンスを取得◎
避けて通れなかった登録販売者試験
ドラッグストアで働く上で必要になってくるのは、当たり前ですが「医薬品を販売できる知識や接客スキル」です。
そのためには、登録販売者の資格取得が絶対不可欠!
そもそも私が就職して間もなくのタイミングで、改正薬事法(現在の薬機法)によって登録販売者という資格が新しくできました。
一般用医薬品の販売は登録販売者の資格がないとNGとなり、医薬品の販売ルールが厳しくなってしまったのです。
というわけでドラッグストアに就職した筆者は、必然的に登録販売者の資格を取得しなければならなくなりました。
そうしないとシフトを回せないし仕事にならなかったんです。
努力で苦手を克服!一発合格できました
そんなこんなで、登録販売者の試験対策に取り掛かった筆者ですが…
高校時代は化学が苦手だったし、大学時代では薬理学が大嫌い。
医薬品に関する内容を覚えるのに苦戦しました。
登録販売者は当時できたばかりの資格だったため前例がほとんど無く、過去問をこなして覚えることもできないという、なかなか苦しい状況でしたが…
登録販売者の資格があれば接客の機会が増えるから、管理栄養士としての知識も合わせて、他の人にはできない、私だけの接客ができるはず!
そんなことを考えながら、参考書や問題集を使ってネカフェにこもりひたすら勉強しました。
結果、見事一発合格!\(^_^)/
私はドラッグストアに就職したことをきっかけに、管理栄養士×登録販売者というダブルライセンスを持つことができました。
★関連記事はこちら→【管理栄養士×登録販売者】ダブルライセンス取るならこれで決まり
【管理栄養士×登録販売者】取得して良かったダブルライセンス
私は「管理栄養士の仕事といえば?」と聞かれてぱっと出てくるような基本的な仕事…
例えば給食経営管理の経験は無いですし、病院でアセスメントをやっているわけでもありません。
(学生時代はゼミが給食経営管理だったので、毎日大量調理してたけど)
けれど登録販売者の資格を取得したことで、
医薬品の販売はもちろん、同時にお客様に対して食事のアドバイスをしたり、医薬品販売の傍らサプリメントや離乳食に関するお客様の疑問にこたえたりと
活躍の幅を広げることができました。
ころころ入れ替わる新商品や、情報に敏感なお客様に順応するために常に新しい情報を頭に入れるので、なによりそれは自分自身や家族の生活のためにもなります。
そして2人の男の子のママでもある私は、今後今の仕事の環境が合わなくなってくる可能性もあります。
そうなってしまったときにも、ダブルライセンスを持っていれば働き方の選択肢がグッと広がります。
★関連記事はこちら→【管理栄養士×登録販売者】ダブルライセンス取るならこれで決まり
まとめ
そんなこんなで筆者は今現在
ドラッグストアの管理栄養士、そして登録販売者としても毎日色々な人と関わりながらやりがいを感じつつ働いています。
管理栄養士も登録販売者も共通して言えることは、
仕事上でのお客様のためになるというのはもちろんのこと
それ以上に自分や家族の健康のためにもなる資格であるということです。
さらにダブルライセンスとして掛け合わせれば
仕事では自分にしかできないオリジナルの働き方をしやすいし、日常生活でも色々な場面で知識を活かすことができています。
このブログでも、管理栄養士×登録販売者のダブルライセンスを活かして
誰かのためになる情報をどんどん発信していきたいと思います。
こんなみつママのブログを、これからもどうぞよろしくお願い致します♪
コメント