生理前が精神的に辛い、子育ても辛い…その原因はPMDD?PMDDに本気で悩んだ筆者が婦人科を受診した結果

ヘルスケア
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PMS(生理前症候群)という言葉はかなり有名ですが

PMDDという言葉は知っていますか?

PMDDとは、PMSの中でも精神症状が強い状態のこと。

筆者は特に次男出産後、このPMDDにとても悩まされていましたが

結論から言うと、産婦人科を受診し服薬したことによってかなり症状が楽になり

自分を客観的に見ることができるようになりました。

この記事では、PMDDに悩んでいる女性が1人でも救われますようにという願いを込めて

筆者が経験したPMDDについての経験談を解説していきたいと思います。

この記事を読んでほしい人

●生理前の精神的な症状がつらい人

●生理前になると自分らしくいることができず戸惑っている人

●生理前のこんな症状で受診すべき?受診するタイミングに迷っている人

●女性はもちろん、男性にも読んでほしい!

この記事を読むと分かること

◎【経験談】PMDDの症状

◎【経験談】受診からPMDDと診断され、服薬中の現在に至るまでの経緯

みつママ
みつママ

本当につらい反面、周りには理解されづらいのがPMDDだと感じています。

女性にはこんなことが起こり得るんだということを多くの人に知ってもらいたいです。

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そもそもPMDDとは?

PMSは「月経前症候群」と言われ、以下のような症状が生理の2週間くらい前から出現することですが

  • イライラ、気分の落ち込み、不眠or強い眠気、情緒不安定などの精神症状
  • 頭痛、腰痛、食欲不振or過食、だるさ、めまいなど身体的症状

↑主にこのような症状があり、それが生理の開始とともにだんだん無くなっていくというのが特徴です。

そしてPMDDは「月経前不快気分障害」と言われ

PMSの症状のうち特に精神症状が強く出て、日常生活に支障をきたしてしまうこともあるというのが特徴です。

私はこちらのサイトでセルフチェックを行い、自分は完全にPMDDの症状であるということを確信しまた↓

☆PMDDのセルフチェックはこちら→月経前症候群(PMS)/月経前不快気分障害(PMDD)チェック | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修 (w-health.jp)

みつママ
みつママ

自分の経験を踏まえると

PMDDは、まず気付くことが大切だと実感しています。

生理前の症状に違和感を感じたら、まずはセルフチェックをしてみると良いかもしれません。

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【筆者のPMDD経験談】きっかけは出産?子育てが辛い…

筆者の場合、もともと生理前のPMS症状は強い方でしたが

出産を機に変化が現れました。

出産前まで感じていたPMS症状がこちら↓

  • 偏頭痛
  • 肩こり
  • 食欲増進
  • 浮腫み

こんな症状が出てくると、そろそろかも…と心構えをするような状態。

しかし、出産後は上記の症状に加えて

  • 気分の落ち込み
  • 理由なく号泣する
  • 常にネガティブなことを考えてしまい眠れない、集中できない
  • イライラしてヒステリックに怒る

このような精神的な症状が強く出るようになりました。

特に子育てが辛く感じてしまい、自分はダメな母親なんだ…とひたすら落ち込んでしまう日々。

次男出産後が特に酷く、産後1年1ヵ月で生理が再開した(ちょっと遅かった)のですが

回数を重ねるほどに精神症状が酷くなり、大げさかもしれませんが

もう消えてしまいたいくらい、世界が真っ暗に見えて本当に本当にしんどかったです。

みつママ
みつママ

この時点ではPMDDのことを知らなかったので、

産後うつなのでは?という疑問が頭に浮かんでいました。

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【筆者のPMDD経験談】この状態は自分が悪い?

筆者が結果的に病院を受診したことではっきりと分かったPMDD。

症状自体ももちろんですが、その背景としてつらかったのはこんなことでした↓

  • 自分ではコントロールできないこと
  • 自分の日常生活や家族にも影響してしまうこと
  • 自分は消えてしまいたいほどつらいのに、周りからは理解されづらいこと

沸点が低くなり、ちょっとしたことでも息子を怒鳴ってしまったり

自分ばっかりが家事のや子育ての負担をしているという被害妄想が強くなったり。

みつママ
みつママ

どうしちゃったんだろう…自分が自分じゃないみたい。

戸惑いながらも全く自分でコントロールできないので

夫には「今日はダメな日です。ごめんなさい。」と事前に宣言するようになりました。

そうしておかないと、家族に嫌な思いをさせてしまう自分を消してしまいたくなるのです。

そんな中、受診をするきっかけになったのは

助産師HISAKOさんのYouTube動画を観たことでした↓

みつママ
みつママ

…あ、これ私のことだ…!

この動画を観て、全て自分が悪いんだ…という考えから

これはもしかしてPMDDで、自分ではどうしようもできない症状なのかも?

見方を変えることができました。

【筆者のPMDD経験談】何科を受診する?

一番迷ったのが病院選択

PMDDの症状はいつも同じタイミングという訳ではなかったので

初めから精神科や心療内科に行くべきか、婦人科に行くべきかということでとても悩みました。

以前、マタニティブルーが辛かったとお互いに話したことのある友人の存在を思い出し

久しぶりに連絡を取り相談してみたところ…

みつママ友人
みつママ友人

私も昔、PMS酷くて婦人科に通ってピルを飲んでたよ!

とりあえず婦人科に行ってみたら?精神科を受診した方が良いかどうかは、婦人科の先生の判断に任せても良いと思うよ。

みつママ友人
みつママ友人

今思うと、私もPMDDだったのかも…みつママちゃんも、我慢しないでね!

友人が実はPMS(PMDD?)で受診した経験者だったことから、そのアドバイスに背中を押されて

とりあえず婦人科を受診してみようと決心することができたのです。

産婦人科を受診しました

出産した病院に行くのが一番簡単な選択肢でしたが

私が出産した産婦人科の先生(他の記事にも登場多数)は

とっても良い先生なのですが、かなりサバサバした男性の先生なんです。

みつママ
みつママ

私は、ある程度親身になって話を聞いてほしい…

女医さんなら、少しはこの辛い気持ちにも共感してくれるかも。

そんな個人的な考えから、Googleの口コミを読み漁り

行ける範囲の場所に親身に話を聞いてくれる女医さんがいると評判の産婦人科を見付けたので、早速予約をしてみました。

どんな先生に診てもらいたいかというのは、よく自答して選ぶのがベストだと思います。

みつママ
みつママ

必ずしも受診したことがある病院に行く必要は無いんです。

自分に合った先生に診てもらいたいですね!

【筆者のPMDD経験談】産婦人科受診の流れ

みつママ
みつママ

ここからは、筆者が経験した受診の流れを紹介したいと思います。

ちなみに生理が終わった直後くらいのタイミングでの受診となりました。

私の場合はPMDDのピークが生理の10日前くらいなので、その前には受診しておきたかったのです。

①助産師さんの問診

受付→問診表の記入が終わったら、まずは助産師さんから詳しい問診がありました。

  1. 主な症状(身体的、精神的症状)
  2. いつからその症状があるか
  3. 生理周期と期間(定期的or不定期)

一番詳細に聞かれたのが「1」で、私が答えた内容がこちら↓

  • 精神的な症状がとにかくつらい(消えたくなる、イライラが強い、気分の落ち込みが酷い、泣きたくないのに号泣してしまう)ということ
  • 身体的な症状としては、偏頭痛・浮腫み・肩こり・腰痛がよくあるということ

特に精神症状と片頭痛に関して詳しく聞かれ、次男の産後に脳神経外科を受診した経緯も詳しく話す流れになりました。

★あわせて読みたい→妊娠中にキラキラが見える原因は?偏頭痛の前兆のみが起こる不思議現象…脳神経外科を受診した結果

②先生の診察

助産師さんの問診が終わると、先生の診察。

診察の内容も主に問診でした。

先程の問診内容を確認しながらだったのでとてもスムーズで

辛かったね、と共感してくれてホッと肩の荷が下りました。

結果的に、やはりPMDDという診断でした。

③薬の処方

ひとまず薬で様子を見るということになり、てっきりピルを処方されると思っていたのですが

偏頭痛が酷い、ということからピルではなく「加味逍遙散(かみしょうようさん)」という漢方薬を処方されました。

婦人科の先生
婦人科の先生

症状的にはピルを処方したいところなんだけど…偏頭痛がある方は血栓のリスクを考える必要があるんです。

婦人科の先生
婦人科の先生

みつママさんは偏頭痛で受診歴があって、

症状があるときは偏頭痛の薬も処方されているということなので、ピルではなく漢方薬で様子を見ましょうね。

これはあくまで筆者の場合であり、症状の程度や体質などによって対処法に個人差があります。

受診から約1ヵ月…経過は良好です

漢方薬を飲み続けて約1ヶ月が経過していますが、

漢方薬は思ったよりも飲みやすく

先生からは飲むタイミングや回数を調整してOKと言われていたので、あまり神経質にならずに自分のペースで服薬することができています。

そしてなんとなく、PMDDの症状が受診前よりも強く出ておらず(全く無くなったわけではない)

結果的に受診をして本当に良かったと感じています。

みつママ
みつママ

もうすぐ、経過を診てもらうためにまた婦人科を受診する予定です。

月1回ペースなら無理なく通えそうです。

まとめ

筆者がかなり苦しんだPMDDでしたが、受診・服薬という選択をしたことで

今まで辛かった精神症状がかなりラクになりました。

  • 生理前の自分が本来の自分らしくないと強く感じる
  • 日常生活に支障が出るくらい気分が落ち込んだりイライラしたりする

などに当てはまり、この記事を読んでピンと来るものがあれば

決して無理せず我慢せず、ひとまず婦人科に相談してくださいね。

みつママ
みつママ

私は限界が来る前に受診して本当に良かったと実感しています。

この記事が、PMDDで苦しんでいる女性がそれ以上苦しまず

受診するきっかけになれば幸いです!

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