※本ページはプロモーションが含まれています※
筆者がそうだったのですが、流産を経験した後に不安な中でも考えることのひとつが「次の妊娠について」だと思います。
今回は、流産後の妊活についての体験談。
筆者は現在、2人の男の子を育てる母ですが
稽留流産を2回、化学流産を1回…合計3回の流産を経験しています。
※その経過についてはこちらの記事に詳しくまとめています↓
★あわせて読みたい→【体験談】2回の心拍確認後に流産…つわりは?自然排出の経過や痛みについても解説
★あわせて読みたい→【体験談】妊娠6週で胎嚢のみ…心拍が見えず2回目の流産となった話【つわりなど体調の変化は?】
初期流産の確率は、全妊娠の15%に起こるとも言われていて決して少なくない数字ですが
まさか自分が流産を経験するなんて思っていないので
実際に流産をしてしまうと、その後の過ごし方なんて想像もしていないし
悲しみや不安の中でまず何をすべきなのか、本当に分からないんですよね…
この記事を読んでいる人も、きっとそうだと思います。
そこでこの記事では、
- 実際に筆者が産婦人科の医師から教わった「流産後の妊娠」について
- 流産後に再び妊娠するまでの時期や過ごし方
- 基礎体温+排卵日検査薬を使用した自己流の妊活体験談
こんなことをメインに書いていきたいと思います。
流産を経験したからこそ得られるものが必ずあります。
不安や辛い気持ちを共有できればと思います。
最初の流産後~長男妊娠までの時期や過ごし方
自然排出後に産婦人科を受診→身体の状態を確認
人生初の妊娠は、2回の心拍確認後に10週で稽留流産となり
手術を待つ間に自然排出となりました。
★あわせて読みたい→【体験談】2回の心拍確認後に流産…つわりは?自然排出の経過や痛みについても解説
流産後は子宮回復の経過を診るため、自然排出の1週間後に再び産婦人科を受診。
内診の結果、子宮内はきれいになっており
病理検査をしてもらった胎嚢にも、胞状奇胎などの異常は見られませんでした。
そして気になったのが「次の妊娠について」。
先生に言われたのはこんなことでした↓
今回のことは、ちゃんと次の生理があって完結となります。
生理が来るってことは、排卵が再び起こって身体がまた妊娠できる準備が整った証拠になるからね。
みつママさんの場合1回生理があれば、その後はまた妊娠に向けて普段通りの生活をして大丈夫だからね!
流産後は3回は生理を見送らなければならない(子宮を休ませるためという説)と思っていたので、
1回の見送りで良いということが私の気持ちを前向きにしてくれました。
とは言っても、何回生理を見送るべきかというのは医師の考え方や身体の状態にもよるようなので
何も分からないうちはネットの情報に惑わされがちですが
実際に医師から言われたことを信じて過ごすようにすると、気持ちの整理がしやすかったです。
生理再開→長男妊娠までの過ごし方
受診から1ヵ月半後、無事に生理が再開。
大体が1ヵ月半~2ヵ月後くらいに生理が再開するケースが多いそうです。
それからは、いつ妊娠しても良いように…と葉酸は欠かさず摂っていましたが
そこまで神経質にならずに好きなものを食べたりお酒も飲んだり、夫や友人と旅行に行ったり
地元のお寺に子宝祈願に行ったりして、ごく普通に生活していました。
このようにリラックスして過ごしていた中でも、一刻も早くまた赤ちゃんが欲しいという気持ちがかなり強くあったのも事実でした。
普通に生活しようとする自分と、全く立ち直っていない自分が居て…
気持ちがひとつに落ち着かず、しばらくは常に流産のことがフラッシュバックしていました。
1度生理を見送った後すぐに妊娠できた!
そうしているうちになんと、1回生理を見送った後に再び妊娠が発覚!!
それが、今の長男です。
「流産後は子宮がきれいになるので妊娠しやすくなる」という噂が、この時の私には本当のこととなりました。
産婦人科の先生もびっくりのスピード妊娠でした!
葉酸飲んでて良かった…
ただ流産経験が大きなトラウマとなっていたため
嬉しい反面、また流産してしまったら…という不安な気持ちがいつも頭の中にあって
最初の何回かの健診は夫や母親に付き添ってもらい、
エコーの時間は楽しみよりも恐怖心が強く
怖くて怖くてとても平常心ではいられませんでした。
無事に長男が生まれてきてくれたときは、妊娠・出産って本当に奇跡の重なりなんだなぁと実感しました。
2回目の流産後~次男妊娠までの時期や過ごし方
2人目の子どもが欲しいと考えて過ごす中、長男が2歳になる目前に再び妊娠が発覚しましたが
その妊娠も10週で稽留流産(2回目の流産)となりました。
★あわせて読みたい→【体験談】妊娠6週で胎嚢のみ…心拍が見えず2回目の流産となった話【つわりなど体調の変化は?】
最初の流産と大きく違ったのは、この時は手術での処置となったことですが
術後の経過は良好で胎嚢の異常も無く
医師からはまた、1度生理が来ればまた次の妊娠に向けて過ごしてOKということを言われました。
しかし…
なかなか妊娠できず焦る日々
長男の妊娠時とは違って、2回目の流産後はなかなか妊娠できませんでした。
長男の育児と仕事・家事をこなす中で、思い通りに妊活ができなかったというのもあったかもしれません。
排卵がちゃんとあるのかも気になったので、途中から
基礎体温の記録と排卵日検査薬を使用して自己流のタイミングをとることにしました。
基礎体温+排卵日検査薬で、きちんと毎月排卵していることは把握できたので
妊活の安心材料になりました。
ちなみに排卵日検査薬は市販のものを購入して使用していました。
第一類医薬品なので、薬剤師在籍のドラッグストアや調剤薬局で購入できますよ。
★あわせて読みたい→【ロキソニンを買えるお店は?どこにある?】現役ドラッグストア店員が解決法を提案!
半年後ついに検査薬で陽性が出るも…化学流産に(3回目の流産)
流産手術から半年後、基礎体温と排卵日検査薬を使用し始めてからは2ヵ月後
ついに妊娠検査薬で陽性反応が!
しかし、かなり薄い反応でした。
不安な気持ちは的中し、そろそろ胎嚢確認で受診しようかと思っていた頃に出血…
念のため受診したところ、化学流産という結果になりました。
妊娠検査薬にて妊娠反応が陽性となったにも関わらず、子宮の中に胎嚢が確認できない状態のこと
また流産か…と落ち込む中、先生がこんなことを教えてくれました↓
今回は、受精はしたけどうまく着床しなかったってこと。
今の妊娠検査薬って精度が高いから、受精卵ができた時点でうっすら反応してしまうこともあるんですよ。
一般的には、化学流産は流産にはカウントしないんです。
私の意見だけど今回を「遅れた生理」と考えて、出血がおさまったらまた次の妊娠に向けて過ごして大丈夫ですからね。
妊娠を切望している中、うっすらでも陽性反応が出てかなり舞い上がっていたので
先生は「化学流産は流産にカウントしない」ということを教えてくださったのですが
「流産」と名前が付いていることで、既に流産を2回経験している私には重くのしかかる出来事でした。
化学流産後は妊娠しやすい?排卵日検査薬の使用を1日2回にしてみた
2回目の流産後に基礎体温記録と排卵日検査薬を使用していて改めて分かったのですが
そもそもの体質なのか?筆者は排卵(生理)の周期が月によってバラバラでした。
さらに今回の化学流産で、周期が余計に分かりづらくなり
基礎体温は長男が先に起きてしまったりすると計測できない日もあったりで
排卵日検査薬を使用するタイミングがかなり難しくなってしまいました。
というわけで、ちょっと出費にはなりますが
それまで1日1回の使用にしていた排卵日検査薬を、1日2回使用してみることにしました。
これまた「化学流産後は妊娠しやすくなる」?という噂を真に受けての焦りでした;
化学流産後→生理が1度も来ないまま次男妊娠が発覚!
化学流産後というのもあってか、今までのタイミングよりかなりずれて排卵日検査薬が陽性になりました。
思いもよらないタイミングだったので、半信半疑でタイミングをとりましたが
なんと、その次の生理がなかなか来ない…これはもしやと今度は妊娠検査薬。
今度はハッキリくっきりと妊娠検査薬で陽性反応が出たのでした!
推定6週までは我慢…と、はやる気持ちを抑えていよいよ再び産婦人科へ。
きちんと子宮の中に胎嚢が見えて、ピコピコ動く心拍も確認することができました。
これが、今の次男です。
不育症の検査を受けようか考え始めている矢先の妊娠でした。
次男妊娠中も、ずっと不安は付きまとっていましたが
イヤイヤ期の長男のお世話をしつつ、仕事や家事もしながらのマタニティライフだったので
休む間もなくあっという間に過ぎていった感じがします。
ちなみにコロナ禍だったため、長男の時よりも行動制限が多く
身体のしんどさよりも精神的にきつかった…という印象です。
★あわせて読みたい→【体験談】予定日超過で誘発分娩!人工破膜のやり方は?促進剤入れてから2日間…不安だらけコロナ禍出産レポ
↑関連記事にも書きましたが、化学流産後すぐだったため出産予定日の予想がかなり難しくなってしまったようです。
諦めずに排卵日検査薬を使い続けて本当に良かったと思いました。
今回も葉酸はしっかり摂っていましたよ!
まとめ
流産についてはたくさんの情報でありふれていますが、
「その後」についてのリアルな過ごし方ってなかなか知る機会が少ないんじゃないかと思います。
流産直後は悲しみや絶望感でいっぱいで、その後のことなんて落ち着いて考えるのは難しいですよね。
悲しみを我慢せずに思いっきり悲しみながらも、自分の身体を見つめ直して大切にすることも忘れないでください。
落ち込む私に、産婦人科の先生がよく言ってくれたのは
残念ながら流産になってしまったけれど、あなたには「妊娠できる力がある」ってことなんだよ。
こんな前向きな言葉でした。
その言葉は今でも私を勇気づけてくれます。
この記事を読んでいる人の心が、少しでも救われますように…
★あわせて読みたい→【体験談】2回の心拍確認後に流産…つわりは?自然排出の経過や痛みについても解説
★あわせて読みたい→【体験談】妊娠6週で胎嚢のみ…心拍が見えず2回目の流産となった話【つわりなど体調の変化は?】