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こんにちは!ドラッグストアで働く管理栄養士、みつママです。
今回は、2人の息子の子育て経験から学んだ薬を嫌がる子どもへのシロップ剤のあげ方のコツについて紹介します!
子どもが生まれて初めて風邪を引いて、シロップ剤を処方されたんだけど
母乳やミルクしか飲んだことがない赤ちゃんに、どうやってあげればいいの?
子どもにシロップ剤を飲ませたいんだけど、嫌がってなかなか飲んでくれない…
飲んでくれるようにするにはどうしたら良いんだろう;
子どもが風邪を引くと、よく処方されるシロップ剤。
病院に行くほどではない場合に飲ませたい市販薬も、子ども用はシロップ剤がほとんどですよね。
さらに日本小児科学会新生児委員会では、2010年からビタミンK2シロップに関する新たなガイドラインが策定され
赤ちゃんに自宅でビタミンK2シロップを飲ませるように指示される産院も出てきました。
特に初めての子どもだったり、月齢が低い赤ちゃんの場合は薬の飲ませ方は悩みのタネ。
この記事では、しょっちゅう風邪を引く2人の息子たちを育てている筆者が実際に体験した、子どもにシロップ剤を飲ませるコツや
いつも行く小児科の薬剤師さんから教わった、子どもに薬を飲ませるときの裏ワザについて紹介したいと思います!
その後、風邪を引いたり中耳炎になったり…子どもに処方される薬は「粉薬」も出てきます。
粉薬を飲ませるお助けアイテム・対処法については、関連記事で紹介しています。
是非参考にしてください!
★関連記事はこちら→【体験談】子どもの薬を飲みやすくするお助けアイテムまとめ!混ぜると飲めたのはアイスやプリンだけじゃなかった
【体験談から学んだ】シロップ剤のあげ方のコツとは?
ここからは、我が子に実践したシロップ剤の飲ませ方を
離乳食開始前と後で分けて解説していきたいと思います。
離乳食開始前【新生児~生後5.6ヵ月頃】
まず、離乳食開始前のシロップ剤のあげ方についてです。
一般的には↓
- スプーンで飲ませる
- 哺乳瓶で飲ませる
- スポイトで飲ませる
というあげ方がありますが、
我が家の息子たちの場合はスポイトで少量ずつ頬の内側に流してあげるというのが一番効果的でした。
「少量ずつ」というのがポイントです!
ちなみにスポイトは、処方薬であればそれを受け取るときに薬剤師さんに言えばもらえる場合があります。
(筆者の住んでいる地域は乳幼児医療費助成制度の対象というのもあってか、いつも無料でもらっています。ありがたや~)
もらえなかった場合や市販薬を飲ませたい場合でも、100均やドラッグストアなど色々なところで販売されていますよ。
【体験談】生後2ヵ月の次男…シロップ剤を飲んでくれない!
生後2ヵ月で風邪を引いた次男の場合。
処方されたシロップ剤を飲ませようとしてスポイトで薬を口に入れると、最初はびっくりして口からダラーッと吐き出してしまっていました。
そこで、好きな歌を歌ってあげたり、いないいないばあなどをして気を逸らしつつ
かなり少量をスポイトでちょこちょこと数回に分けて口に流し込むようしたら、慣れて飲んでくれるようになりました。
焦って一気に飲ませようとせず、少量ずつ気長に飲ませるのが効果的だったんです。
最初はちょっと大変だけど、シロップの甘さに慣れてくれればこっちのものですよ♪
ちなみに衛生面を考えて、スポイトは容器から取り分ける用と口に流し込む用の2本もらうようにしていました。
離乳食開始以降【生後6.7ヵ月~】
次に、離乳食開始以降のシロップ剤の飲ませ方です。
このくらいの時期になると、筆者の息子たちの場合は
シロップ剤なら嫌がらずにそのまま容器やスプーンから飲んでくれていました。
風邪を引きまくっていたので、慣れたというのも大きいと思います。
この時期にシロップ剤を直接飲むのを嫌がる場合は、
- 牛乳やジュースに混ぜて飲ませる(牛乳やジュースの量が多くなりすぎないように注意)
- 甘味の強さが嫌そうなら少量の水で薄める
- 製氷皿で凍らせて、シャーベットアイスの感覚で食べさせる
↑こういった方法も試しましたが、これでも飲んでくれました◎
ただし、何かに混ぜる場合は
時間が経つと薬の成分に影響が出たり味が変わったりすることもあるようなので
飲ませる直前に混ぜるのがポイントです。
薬の成分によって、混ぜたり凍らせたりしない方が良い場合もあります。
試したい方法がある場合は、事前に薬剤師さんに確認してからにしましょう!
薬剤師さん直伝”子どもに薬を飲ませる裏ワザ”3選
息子たちがしょっちゅう風邪を引くので、薬剤師さんとも顔見知りになりました…
そのとき教わった、子どもに薬を飲ませる裏ワザを紹介します!
それがこちら↓
- なるべくお腹が空いているタイミングを狙う
- 食事(離乳食)を食べさせている最中にさりげなく飲ませる
- 飲ませる人が怖い顔をしない!楽しそうな雰囲気を作る
※1と2については、服用のタイミングに関わるため薬の種類によってはNGの場合も。薬剤師さんに相談必須です。
なるほど~。目からウロコの内容でした。
なかなかできないけど、子どもに薬を飲ませるときの雰囲気作りも大切なんですね!
★関連記事はこちら→【R-1ヨーグルトの効果は?】風邪を引きやすい我が子が2年間食べ続けた結果
子どもに薬を飲ませるときの注意点
さらに薬剤師さんからは、子どもに薬を飲ませるときの注意点についても教えてもらいました↓
- 薬を何かに混ぜる場合は混ぜるものを少量取り分ける。薬も全量ではなく少量混ぜて飲ませてみる
- 育児用ミルクや母乳には混ぜない
例えば、飲み慣れている大好きなジュースに混ぜればさすがに飲んでくれるよね、と思い
いつも飲んでいる量のジュースに薬を1回分全て入れて飲ませようとしたら…
(いつものジュースと味がちがう…もう飲みたくないでちゅ!)ベェー
あれ?吐き出しちゃった?!もう飲まない…どうしよう;
…なんてことも。
さらに離乳食開始前の場合は、赤ちゃんの主な栄養源である育児用ミルクや母乳に混ぜるのもNG。
薬で味が変わって、その後ミルクや母乳が嫌いになって飲まなくなってしまう恐れがあります。
子どもは大人よりも味覚が敏感なので、少しの味の変化にもびっくりしてしまうんです。
2つの注意点は頭に入れつつ、今回紹介した飲ませ方や裏ワザを試してみてくださいね!
まとめ
というわけで今回は、子どもにシロップ剤を飲ませるコツや薬剤師さん直伝の裏ワザを紹介しました。
子どもは本当に本当にしょっちゅう風邪を引きます…
子どもの体調不良は毎回心配で慣れることがないですが
そうやって免疫をつけて身体を強くしていくわけなので、仕方がないことなんですよね。
子どもに薬を飲ませる機会はたくさんあります!
そんな時に、この記事の内容を思い出して参考にしていただければ幸いです。
お薬をきちんと飲んでもらって、1日でも早く元気になりますように!